2002/1 No.16 日本都市計画学会 関西支部だより

支部活動報告
十周年実行委員会から


●次世代の都市計画─関西からの発信

 日本都市計画学会関西支部10周年記念事業は、2001年10月10日(水)環境共生学会との共催という形で、両学会会員の皆様の温かいご支援のもと開催されました。本事業は土井幸平前委員長のもとで2年に渡り準備され、4月の支部総会以後、私青山が委員長を引き継ぎ、仕上げの段階に入りました。

 研究発表会では、次世代を担う大学の若手研究者、民間・行政の若手技術者から、意欲的な学術研究論文・研究報告論文を募集し、記念論文集を刊行いたしました。また、34編の応募の中から9編を選んで研究発表会が開催され、昼食時に行われた研究交流会では、引き続き若手実務者と学生たちの積極的な交流が図られ、今後の学生会員との交流継続に繋がる優れたプログラムとなりました。

 記念講演会では、「環境共生・次世代の都市計画」と題しまして、大阪大学名誉教授の紙野桂人先生にご講演賜りました。また、引き続き行われた記念フォーラムでは「生きる都市を計画する」と題しまして、中堅・若手の先生方による次世代へ向けた新しい情報発信が行われました。

 記念式典には、支部顧問の先生方4名と記念論文表彰者9名をお招きし、懇親会とも93名の出席を賜り盛会となりました。岩本康男式典支部長の司会により、設立に多大の貢献をされた天野光三顧問、紙野桂人顧問の祝辞を頂き、各部会の部会長からも10周年記念事業の各部会の活動紹介が行われました。100年部会は榊原和彦部会長、増田昇副部会長から各都市計画担当者の協力を得て、100年に及ぶ関西都市計画の流れを分かり易く整理したことが報告されました。まちづくりの知恵部会は正木啓子部会長、堀口浩司副部会長から、将来展望部会は小浦久子部会長、神吉紀世子副部会長から、これらのテーマの重要性と取り組みの難しさについて説明がありました。10年のあゆみ部会は福島部会長から、記念論文委員会は中川部会長からそれぞれ報告があり、各部会の記念出版物はそれぞれ好評を得ました。続いての懇親会の席上では平峯悠顧問のご発声で乾杯が行われ、引き続き記念論文表彰式が和やかに行われ、9名の受賞者が感想を述べました。

 以上のように本事業では、次世代関西都市計画を担う、先達・中堅・若手の世紀を越えた交流が図られ、大いなる成果が得られました。

(文:青山 吉隆)




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